世界経済にも負の影響が及ぶ可能性・・・IMF理事会がアベノミクスに改善要請

今朝見ていたニュースで、アベノミクスの政策についてこんな記事を見つけたので、ご紹介します。

headlines.yahoo.co.jp

ニュースの記事には

国際通貨基金（IMF）は2日、日本に関する年に1度の経済審査報告書を公表し、安倍政権に構造改革と中期的な財政健全化策の拡充を要望した。

報告を受けたIMF理事会は、アベノミクスの十分な改善がなければ、公的債務の拡大や金融緩和の長期化に伴うリスクが高まる恐れがあると指摘。「世界経済に負の影響が広がる可能性がある」と警告した。　

と記述されていました。
私的には、よくぞ言ってくれた！と思ったのですが・・・

急に見られた方は、そもそもアベノミクスって何ぞや？と思う人も多いはず。
まずはそこからご紹介していきましょう。

アベノミクスとは

安倍首相の経済政策の名称で、安倍とエコノミクスを掛け合わせた造語です。
名前だけカッコつけて中身が伴っていないとというのは、よくある政府のやり方ですよね・・・

この政策では、3本の矢と称して以下の3つの政策が軸になっています。

財政出動・・・景気の安定・底上げを図る経済政策の一つです。税金や国債などの財政資金を公共事業などに投資することによって公的需要・総需要を増加させ、国内総生産（GDP）や民間消費などの増加促進を図るのが目的です。

金融緩和・・・金融市場の資金供給量が需要を上回り、資金調達がしやすい状況のことです。

成長戦略・・・持続的な経済成長を実現するための長期的な政策です。

アベノミクスは金持ちびいき

すでに日本国内では、金持ちびいきの政策だと不満があがっていた政策だと思いますが、それを気にせず続けてきた安倍首相。

私がそう感じるのは、法人税の引き下げの部分です。
会社じゃなくて、一般消費者の生活に関わるところを支援しないと意味がないのに・・・
それも、中小企業ではなく大企業中心にしてるんですよ？
おかしくないですか？

安倍首相は庶民的とか言われてきましたが、身内はだいたい政治家なので、所詮は世襲のボンボンですよ・・・
庶民の気持ちなんてわかるわけがないんです。

世襲政治は廃止してほしい

この間の参議院選挙でも思ったのですが、世襲議員の制度を廃止したほうがいいと思うのですよ。
先祖から続く基盤で、地元民から愛されている・・・？
ただの何も知らないボンボンが、親のコネを使って選挙に出ているだけにしか見えませんが、そう思うのは私だけでしょうか？
選挙に出て当選したところで、汚職や金銭授受などでマスコミに叩かれて辞職に追い込まれるというのがパターン化してますよね。
そういうのを見てるから、若年層だけでなく、全体的な投票率の低下に繋がってるのではないかなと思います。

IMF理事会から、報告を受けた政府がどうのような対応を行っていくのか楽しみですね。
まぁ、官房長官がいいように丸めてしまうことが多いのかもしれませんがね。
私たち一般消費者の生活が、少しでもプラスになるような政策を3本の矢に加えてくれることを祈ります。