本日、厚生労働省から、4月の全国の有効求人倍率が上昇したと発表がありました!
今回の有効求人倍率は、1991年11月以来24年5カ月ぶりの高水準だそうです。
有効求人倍率とは?
有効求人倍率とは、有効求職者数に対する有効求人数の割合のことで、雇用動向を示す重要な指針のひとつです。
厚生労働省が全国のハローワークの求職者数をもとに算出し、「職業安定業務統計」というページで算出したデーターを公開しています。
有用求人倍率は、景気とほぼ同じ動きをするので、景気動向指数算出の際にも用いられています。
有効求人倍率の出し方は、有効求人数を有効就職者数で割って算出します。
倍率が1を上回れば人を探している企業が多く、逆に下回っていれば仕事を探している人が多いことを示しているのです。
根強い、医療・サービス業の人手不足
全国の有効求人倍率は増加傾向にあるものの、業種別の新規求人を見てみると、医療・福祉、飲食・サービス業などの人手不足の解消には繋がっていないのが現実です。
そんな中でも、人手不足に陥っていない企業ももちろんあります。
「塚田農場」以外でも、同じようなことをやっている企業は増えてきています。
業種は違えど、医療・福祉などの現場においても、「働いている人材を大切にする」というのは大切な要素だと思います。
「働いている人材を大切にする」=「働きやすい現場」=「人材が定着してくる」ということに繋がるのです。
現在人手不足と化している業種にも、早く有効求人倍率の恩恵がくる日がやってくると良いですね。