今日の朝読んでいたニュースの中で、私が思わず深く読みたくなってしまったニュースをご紹介します。
今朝のニュースで、医療現場で使われている聴診器に新たなデザインが発表されたとのニュースを見つけました。
最初はふ~んって感じだったのですが、記事を読み進めていくとえっ?と思うところがたくさんあり、ブログに書いてみることにしました。
19世紀のフランス人医師によって発明された聴診器。
聴診器に使われる素材については変化があったものの、聴診器の形状自体はほとんど変わらず現在まで至っているのです。
<聴診器の歴史>
http://blogs.yahoo.co.jp/kanesirohp/folder/997571.html?m=lc
聴診器は、片耳用のものから始まっていたんですね。
確かに両耳タイプになってからは、ほぼ形が変わっていない感じがします。
携帯性とデザイン性を重視した新しい聴診器
200年もの間、進化を拒んできた聴診器業界に新たな革命をもたらしたのがこれです。
白衣の企画や製造などを行っている「クラシコ株式会社」が開発した商品です。
長年、医療現場において聴診器にたいする悩みを聞いてきた同社が、満を持して聴診器の開発に乗り出したのです。
新しい聴診器では、聴診器の本質的な役割と使用されるシーンなどを考慮して作成されたようです。
身体に当てる部分の持ち手は指にフィットするように流線型にし、聴診器を首にかけた時に美しくなるようなデザインを心がけたそうです。
聴診器の機能面では、白衣のポケットにも入りやすよう折り畳みしやすような構造になっています。
今までは白衣のポケットを大きくしていましたが、この聴診器のユーザーが増えると、ポケットの小さい白衣というのが増えてきそうですね。
今後進化してほしい医療機器
ニッチな医療機器はまだまだたくさんあります。
私的に今後進化をしてほしいなと思っているのは、視力検査で目隠しに使う「遮眼子」です。
遮眼子ってこれのことですよ↓↓
http://item.rakuten.co.jp/ricoro/610137/
私が子供の頃から変わっていないイメージがあるので、そろそろ斬新なデザインが出てきてもいいのかななんて思いますが・・・
医療が進歩していく中で、何年も変わらずに医療現場を支えている医療道具があったこに私は驚きました。
200年も形やデザインが変わらないのって、逆にスゴイですよね。
進化していくのもいいですが、姿や形を変えずに後世に残る道具というのも、大切なのではないかなと思いました。
そのうち、かかりつけの病院でも新しい聴診器を見かける機会があるのでしょうかね・・・。