3大牛丼チェーンの1つでもある松屋が、大きなシフトチェンジをしているというニュースを目にしました。
ニュースによると、松屋が14店舗減る中で、松のやは23店舗も増えており躍進を続けているとありました。
松屋フーズが松のやを大きくするのには、ある理由があるのです。
とんかつで松屋の二番手を狙う
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松屋フーズでは、低価格のとんかつを主体にした「松のや」というブランドの展開を推し進めています。
松のやの定番メニューである「ロースかつ定食 並」は税込み500円と、他のとんかつ専門店と比べると、半額程度安価に設定されています。
この松屋フーズによるとんかつの価格破壊は、実はとても合理的な方法なのです。
低価格帯のとんかつチェーンというのは、実は競合相手が少ない市場です。
そのため、松屋フーズが新しい市場で発展するのにはうってつけの場所といえます。
消費者に広がるテイクアウト
近年、テイクアウトを利用する消費者が増えているそうです。
その理由の一つに、共働き夫婦が増えていることが挙げられます。
また、料理が苦手、料理をするのがめんどくさいという人も多くなっていることもテイクアウト利用者の増加に繋がっていると考えられます。
そんな私も、休日以外は料理をやりたくないと思っている人の一人です。
これからの季節、自宅で揚げ物をすると蒸し風呂のような状態になるので、暑い時期はスーパーのお総菜などを買ってしまうことが多いですね。
消費者のニーズにあった戦略が大切
商品を販売するといった場合は、消費者のニーズにあった戦略を立てることが重要です。
近年では、消費者それぞれのニーズが多様化してきています。
全てに注力するのではなく、ある程度消費者のターゲットを絞るのも1つの方法です。
パクチーやアボカド専門店などは、ニッチなところではありますが、うまく隙間をついた戦略で売り方がうまいなと感じました。
消費者のニーズを読み解くことによって、新たな戦略や商品の開発などに活かすことができます。
作り手側は、より消費者側の気持ちにたって考えることがとても大切なことなんですね。
そういう意味では時代と共に色々変わっている引き出物なんかも調べてみると面白いですよね。
昔は結婚祝いや結婚内祝いといえば、食器やグラスなどでしたが、今ではそういった物理的にも気持ち的にも重いものは敬遠されてカタログギフトなどに流れていますね。
誰かに何かを贈るということであるのなら、食器だろうとカタログギフトだとろうといいことなんですけどね。
でも確かに私も結婚内祝いで食器をプレゼントするよりも、結婚内祝い用のカタログギフトをプレゼントするほうを選ぶかなと思います。
そうやって時代と共に消費者のニーズは変わっていき、それにこたえるように企業も新たな戦略を立てて新しい方へと進んでいくんですね。
それがすべて変わるのはどうかと思いますけど、変わるべきものは変わっていくのでしょう。そんなことを思いました。