結婚している人のほとんどは、婚約指輪や結婚指輪を購入していると思います。
では、その婚約指輪や結婚指輪はどれくらいの金額でしたか？
近年、婚約指輪は買っても婚約指輪は買わない。
というカップルや反対に結婚指輪は購入しないで、婚約指輪にするという人も増えています。
一時前はどちらも購入するというのが常識で金額も給料の3か月分なんて話もありましたが、今やその常識も変わりつつあります。
結婚に関することといえばお馴染みのゼクシィが婚約指輪を購入した人にアンケートを取り、だいたいどれくらいの金額が平均なのかを発表しています。
結婚を考えているカップルやプロポーズをするための指輪選びをしている人など、ぜひ参考にしてみてください。
婚約指輪の値段は20～30万円。でも購入する人は…
ゼクシィのアンケートによると、最近の婚約指輪の平均金額は20～30万円が25%と最も多く、次に10～20万円台で購入したという人が11％でした。
＜婚約指輪の値段はいくらだった？＞
・〜10万円未満（6％）
・10万〜20万円未満（11％）
・20万〜30万円未満（25％）
・30万〜40万円未満（7％）
・40万〜50万円未満（7％）
・50万〜60万円未満（4％）
・60万〜70万円未満（3％）
・70万〜80万円未満（0％）
・80万〜90万円未満（1％）
・90万〜100万円未満（1％）
・100万円以上（2％）
・婚約指輪は買わなかった・買う予定はない（27％）
でもよくよく見ると「婚約指輪は買わなかった・買う予定はない」という人が27%もいます。
全体的に給料がなかなか上がりにくく、日本の経済もあまりいい状態とは言えない状況で、様々なモノの価値観が変わり影響が出ているのかもしれませんね。
婚約指輪に比べ結婚指輪を買う人は多い！
ちなみに「結婚指輪の金額」についても同アンケートで触れられています。
＜結婚指輪（ふたり分）の値段はいくらだった？＞
・〜10万円未満（4％）
・10万〜20万円未満（38％）
・20万〜30万円未満（38％）
・30万〜40万円未満（11％）
・40万〜50万円未満（3％）
・50万〜60万円未満（2％）
・100万円以上（1％）
・結婚指輪は買わなかった・買う予定はない（3％）
婚約指輪の時と比べても結婚指輪も10～30万円台という結果でした。
ただし、婚約指輪と大きく違う部分が「結婚指輪は買わなかった・買う予定はない」という人の割合が３％だけという点です。
このことから、婚約指輪は購入せずに結婚指輪だけを購入するという夫婦が増えていると言えますね。
イマドキは毎日使うものにお金をかける人が多い
婚約指輪と結婚指輪で購入する人の差がでるのには、婚約指輪と結婚指輪の性質の違い絡んでくるのではないでしょうか。
そもそも婚約指輪とはこんな指輪。
婚約指輪とは、文字通り婚約期間中に身に着けるもので、一般的には結婚式で結婚指輪を交換するまで着け続けるものとされています。
婚約指輪はこの通り婚約期間が終わればつけなくなる指輪という常識が成り立っています。
そのため婚約期間が短かった場合、そんなにつけることもなく結婚指輪に交換してしまったり、最終的にはタンスの肥やしになってしまったりということがあります。だったら最初から結婚指輪だけでいいじゃん？と考える人が最近では増えてきて、結婚指輪だけ購入する人がいるのです。
昔に比べ、イマドキのミレニアル世代は倹約家です。ですが、そこはケチというわけではなくて、自分がしっかり使う「モノ」に対してはお金を惜しみなく出す傾向にあります。
そういったことから、いずれ使わなくなる婚約指輪にお金をかけるのではなく、毎日身に着けられる結婚指輪にお金をかけようという気持ちが強いという表れではないでしょうか。
婚約指輪と結婚指輪のセットリングで賢くオシャレに
婚約指輪は結婚式が終わった後につけていてもかまわない物です。
ちなみにイマドキでは、セットリングという婚約指輪と結婚指輪がセットで販売されているものもあります。
セットリングであればコスパ的にも別々で購入するよりもお得になりますし、さらに婚約指輪を有効活用しよりオシャレな印象を与えられますね。
婚約指輪や結婚指輪の価値観は昔と比べるとどんどん変化しています。
最近では、指輪ではなく指に直接ダイヤを埋め込む「指ピアス」というものが少しずつ浸透してきているそうです。まさか指に直接埋め込むとは…びっくりですね！
そんなわけで今後、今ある指輪の形がこのまま継承されていくのか、それとも全く新しいものになるか気になりますね。
